己斐三城 城跡巡りトレッキング

 ライターのやまもとのりこさんにお誘いいただいて歩いてきました。ここ数年は鉄道関係の仕事がほとんどですが,城跡などについての造詣も深く,この度もいろいろな事を教えて頂きながら歩くことができました。 8時半に,JR西広島駅に集合。資料をいただいて,まずは旭山神社へ。旭山神社のすぐ近くに大学時代4年間住んでいたので物凄く懐かしい。旭山神社の後は階段途中から北の登山道へそれて,まずは己斐古城=岩原城へ向かいました。もうすぐ先は高須台。まったく別の場所と思っていた二つの団地が山越えすると実はすぐ隣なのですね。

 

 

 

 下山してボンバスで大茶臼山登山口=己斐団地バス停を目指す。ここも懐かしい場所。親元を離れて高校の2年間寮生活をしたのが己斐上5丁目。当時は上町線のバス路線一本で,無線台下が終点だった。今は無線台下を通り過ぎて,己斐団地~己斐峠をへて,五月丘・そしてジアウトレット広島までボンバスが走っている。隔世の感。己斐団地バス停から滝の観音へ。水垢離をしている方がおられてびっくり・・・寒そう。

 

 

 大茶臼山=建岩城への登山道。階段の迂回路がある。砂防堰堤の大きいのができている。その少し先,本日一番の急斜面では,上部1/3を残して石畳が崩落。雨後で危険かなとも思ったけれど,下は固い花崗岩,上部の残っている石畳の付近は巻き道があって,なんとか登ることができました(嬉。その後は多少斜度も緩くなって普通の登山道。無線台の手前の大岩でランチ。広島市街=観音付近から宇品方面。石内方面。遠くには大峰山も見えます。旅話題などに花を咲かせました。己斐上に住んでいた頃,お散歩気分で登った無線台,40年ぶりでした。

 

 

 

 

 下山は車道を畑峠に向けて下ります。この車道,NTTの施設管理道で入口は閉鎖。今は一般車両は通れません。畑峠・・・ここの女子高生死体遺棄事件などは完全風化しているようです。今,ネットで検索してみても心霊スポット的記事しかなくて,実際の事件の内容を教えてくれるサイトは見つかりません。まあ,この後も国道433号でタクシー運転者が4人の女性を手にかけて遺棄した事件もあったからなぁ。

 

 

 

 畑峠からテクテク一般車道を無線台下バス停まで下山。ここで解散。私は徒歩でもう一つの己斐城跡=茶臼山の平原城跡を目指しました。己斐峠入口で左折すると・・・けっこうな上りの車道。登山口の己斐東小学校の脇道では小学校への階段を登ってしまいフェンスも乗り越えられる高さではないので登り返し。心が折れそうになりましたが,根性で登り返し。階段が続く登城道。下の廓まではたどり着いたものの,その後,道を間違えてしまい,本丸へはやぶ漕ぎ,急斜面を這い上がってなんとか本丸へたどり着きました。下山時,確認したらちゃんとテープとロープが張ってある道。見落とし~(涙

 

 

 

 ボンバス路線ではあるけれど西広島直行便は見つけられず,結局,西広島まで徒歩で下山。足が棒になりました。

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