2010年06月04日（金）
北宇和郡松野～葛川沈下橋～江川崎「四万十ひろば・カヌー館」～
岩間沈下橋～四万十市（昼食）～川登〒～江川崎（泊）
05:00 目を覚ましました。四万十川の支流・目の前の広見川には朝霧が立ち込めていました。
テントを撤収。出発準備。建物の中のトイレは閉鎖されていますが、反対側のバス発着場と駐車場のトイレは開いていました。
06:00 出発。
一路。四万十市へ。緩いアップダウンはあるものの、全般的には下りです。
広見川沿いの国道320号は道幅も広く快走路です。
07:00 葛川沈下橋
架け替えられてしまった所が多く、数少ない愛媛県の沈下橋。
前回は雨降り、濁流で沈下していました。橋の途中が崩れたままで渡る事はできませんでした。
高知県入り。快走路が続きます。
07:30 江川崎。
国道441号へ入り，ＪＲ江川崎駅へ寄り道。
出発待機しているディーゼル車が発車して、鉄橋を渡って行きます。
乗りたくなりました。楽しそう。
少し走った所でキャンプ場の看板を発見。引き返して対岸に渡り、
キャンプ場「四万十ひろば・カヌー館」を確認しておきます。
ちょうど、出勤してきた係員の人に、今晩泊まりたい旨、話しておきます。
国道441号の対岸を走ります。津大橋たもとで441号と合流。
ここからは所々、車が完全には離合できない狭い道になりました。
08:30 岩間沈下橋
前回は車窓から見るにとどめた沈下橋。今回は渡ってみます。
すぐ上にトイレとキャンプ場がありましたが、チップ工場の騒音で日中はゆっくり出来そうもありません。再び対岸を走ります。
西土佐クリーンセンタ-の石碑の横に簡単なキャンプ場を発見！
階段を10メートルほど上がってサイトを確認してみました。
一人サイクの時にはなかなかよさそうなキャンプ場です。
ほんの少しの登り降りだったのに、膝に激痛が走りだしました。
膝イタを発症したのは一月ほど前のしまなみサイクの時、100Ｋｍ超えた頃から痛み出し、 翌日はまともに歩けなかったくらい痛んだ右膝です。
前々日と寂地・冠山縦走・下山時転倒。
そして前日の舗装路ハイキング。どちらも14Km程度の歩行でしたが、この時にひねったかどうかして、既に痛めぎみでだった様に思います。
100km～150kmのサイクリングは何度も走っていますが、股関節のだるさや痙攣・筋肉痛は起こしても、こんな痛みが出たのは初めてだったのです。
次の立派な斜張橋の下。中学生か、高校生？大勢で大騒ぎしながらカヌーに乗っていました。これまた楽しそう。カヌーに乗りにくるのも良さそうです。
四万十市にむけて、ほぼ左足一本でこぎながら走ります。
それでも痛みが酷くなってきたので、遅い朝食にカロリーメートを食べて、
ロキソニン（痛み止め）とケルナック（胃腸薬）を飲みました。
これで痛みがおさまらなければ、エアーサロンパスを使おうと思いました。
引き返そうかとも思いました。とりあえず、四万十市まで行って、今回の最大の目標である「たにぐち」の 「四万十定食」を食べてから、痛みが治まらなければ輪行で引き返す事にしました。
12:00 四万十市「たにぐち」着
以外とあっさりとお店は見つかりました。 「四万十定食Ａ」(\3675)をいただきます。
店構え。
ゴリ佃煮と川海老
あおさ天ぷら。
天然鮎塩焼き
天然うなぎ。
御飯・吸い物・香の物
平日の昼とあって、地元のサラリーマンやＯＬさんが入れ替わり立ち代り、
女将さんが６人座敷に一人座っていた人に合席を頼んでくれました。
ゴリの佃煮とゆで川海老（手長海老）はビールのツマミに最高。
特に、川海老はあっさり淡白なあじわいだが、香りがよくて、 海の海老とはまた別物てす。青さのリの天ぷらは、外はカリッ、中はふうわり、これまた香りがよくて，天つゆのうまさとあいまって、これとゴリの佃煮で御飯一膳は軽くいけそう。
鮎も、うなぎも小ぶりです。
まあ，この時期にデカイ鮎がでてきたらそれは天然物ではない可能性が高いかなｗ。自分も鮎釣りをしていたので、天然というか釣りたて鮎の香りは 良く知っています。ひさしぶりの香り高い鮎。頭から丸ごと食べました。ただ、化粧塩はも少し落として食べるべきでした（笑
うなぎも養殖の身厚ふわふわなものと違い、身が締まっています。
天然うなぎも、これまた、何度か自分で釣って食べた事がありますが、時期によって、料理の仕方によっては、固くて臭くて食えたものでない事があります。このすっきりした美味さはやはり本場，プロの仕事だと思いました。
最後にやらかしました。「店内にカメラを忘れる」と言う大失態！無口で無愛想に思えた店主？さん。そして、女将さんと娘さん？カメラを持って飛び出してきて、自分がまだ出発していない事がわかると、 本当によかったという満面の笑みで送り出してくれました。必ずまた来ようと思いました。
13:00 四万十市「たにぐち」 出発
ロキソニンがきいたのでしょうか。店を出てすぐ、膝の痛みが全くなくなっている事に気付きました。
江川崎のキャンプ場まで戻ります。降りだったのに膝の痛みからとても長く感じた道。帰りは登りなのにあまり辛くはありませんでした。
13:30 川登の郵便局
レインキャノピー。使いそうに無い上着と汚れ物。
コッヘルとバーナー・ボンベ。その他。
ゆうパックで自宅へ送ります。3Kgは軽くなった。
（袋＋送料\1020）
16:00 江川崎のキャンプ場着
手続き(\350)をして、テント設営。輪行パッキングのシミュレーション。
キャリアは外さないとパッキングできないことが判明しました。
その後、風呂に入りに行く。星羅というホテルの温泉と昔からのヘルスセンター。 どちらに入るかまよいましたが、安い（\350）のヘルスセンターを選択。
ダレもおらず貸切状態でリラックスできました。（2017年閉館）。
スーパーで晩御飯とビールの買い物。コロッケ￥38とかありえない安さ。ビール･飲み物・食物・氷(￥1350)
今回のサイクリングの目的・目標は達成できました。
せせらぎを聞きながらのキャンプ飯＝弁当とビールは最高でした。
距離：95km
.累積標高差：±1100m
GPS実測
（２日目終わり）
