備前長船・岡山へ 刀剣ドライブ

 岡山県立初物館の特別陳列で,国宝の名刀「無銘一文字 山鳥毛」が公開されているという。朝8時過ぎに広島を出て,山陽道をいっきに山陽ICまで走り,一般道を南下。11時「備前おさふね刀剣の里」の駐車場着

 

 

 

備前長船刀剣博物館
 昨秋にはここで「山鳥毛」が公開されていた刀剣専門の博物館。2004年の夏に長男と一緒に訪れた事が一度ある。今は「赤羽刀」を展示しているという。第二次世界大戦直後に連合国軍による武装解除により接収,東京の赤羽に集められて廃棄される予定だった刀剣は「赤羽刀」と呼ばれる。刀剣関係者の努力により,美術的価値が高い刀剣約5,500口が,日本政府に返還された。そんな貴重・希少な刀剣が展示してある。刀剣探訪ドライブとしてはいかないわけにはいかないでしょう(笑)
 1階の展示室で刀の製造工程の展示やビデオを見た後,2階の「赤羽刀」展示室へ。名刀がずらりと並ぶ。しかもこの度のこの展示室は写真撮影可能。素晴らしい。全部の刀剣を撮影。大満足。
 今泉俊光刀匠記念館・備前長船鍛刀場を見学。鞘の作成・鍔と短刀の刀身に彫金している所を間近に見ることができた。

 

 

 

県立岡山博物館
 午後はいよいよ目的の「山鳥毛」を見る為に,岡山市へ。15時「烏城公園駐車場」へ入庫。降り出した雨の中,烏城橋を渡って烏城公園を突っ切り,月見橋を渡って後楽園の西側を堀沿いに回り込むと博物館。後楽園のチケットがあると博物館の入場料が割引に,岡山城の入場券があると駐車場が割引になるので,後楽園・岡山城のセット券を買ってから岡山県立博物館に入る。案内の方がちょうどおられて「山鳥毛」を見学される方はこちらへお並びください」と案内してくださった。しかし,誰もならんではいない。真ん前で写真撮影と見学。テープで仕切られた後ろ側には何人もの人が写真撮影中。第1展示室側には行列整理用のテープ。朝は10分待ちだったらしい。ラッキー。一旦,全部の展示を一番前で見てから,ひとの様子を見て3度ほど見学した。

 

 

 

後楽園・岡山城
 有名な庭園なのに初訪問。広々とした開放的な庭園内に築山や梅林などがあって見事。雨も上がってラッキー。外周をぐうるり回ってから月見橋をわたり,岡山城へ。こちらも初訪問。現存天守ではないのでエレベータを使って最上部まであがってから展示を見ながら降りていく。

 

 

 

 

 見事な刀剣の撮影が出来て,感激の一日でした。

 

 

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