キス 好調

火曜にメインオーナーから艇整備の電話。

古くて朽ちかけた木製品の補修
キャビン入口の仕切り板を手作りして交換。
トイレ上のボックスの補修。
運転席椅子の座面補修。

我が家で、電動工具使って、いずれも完成。

そして今日、久しぶりに出航。

いつもの所でメバルを狙ったけれど、快晴の上、網を引く船がいたりして、全く釣れそうにない。メバルは早々にあきらめた。

宮島の裏でキス狙い。
南風にかわり、満ち込みの潮になると、入れ食いが始まった。
降ろした瞬間にアタリがある。アタリは小さくて、上げてみたらピンギスがダブルで釣れてた・・・てなこともある。

最初は釣れなくて、「なんで?」と首をかしげていたメインオーナーも、ハリスを短くして、針を小さくした途端に掛かりだした。

外道はほとんどこない・・・と思っていたら、根がかりっぼい感触。はずそう・きろうと思って引っ張ると、少し浮かんだ後、グングンと動いていく。間違いなく魚だ。しかもかなりでかい。ボラ?、カレイの大物?。重量感はあるけれど、俊敏な動きではない。数10秒も格闘しないうちに、針が外れてしまった。残念!。

その後も、順調にキスが釣れる。
14時過ぎ、またまた根掛かり?。いや、浮いてきそう。動く!
さっきと同じ引きと重量感。今度は一気に底へむけて潜り込む。安物の小型リールでドラグ性能は良くない。ベールを開いて糸を送り込む。物凄い力なのでそうしないと間違いなく糸が切れる。糸がたるみすぎて針が外れない程度の張りをもたせたまま、泳がせた。

釣りの師匠がグレのフカセ釣りの時に、2号ハリスで70cm近いヒラマサを釣りあげた時のセリフを思い出していた。「中途半端に負荷かけると磯回りに走りこまれて、2号ハリスなんか瀬ずれで一瞬で切られるから、ベール全開にして走るだけ走らせたら、割と早く弱ったょ。あれだけ物凄い力で突っ走るヒラマサでもフカセのドングリ浮き一個をひっぱる抵抗で弱るんじゃの~。」

何度かのツッコミの後、余裕が出来て、糸を手で引っ張れば出ていく程度にドラグを緩めることが出来た。短い竿を左右に振って魚の走る方向に引きながら浮かせていく。船尾の方向に走り始めた時にはどうしようもなくて、メインオーナーに船を後退させてもらった。
でっかい白い魚体がみえた。チヌだ。最後はメインオーナーに玉網ですくってもらった。

引き上げてビックリ。胸鰭の根元に流線形8号の針がささっていた。釣ったのではなくて引っ掛けていたのだった。さっきも魚体のどこかに針が引っかかっていただけなのかもしれない。2度も同じようなことがあるとは・・・相当数のチヌの群れがいたのだろう(御床浦の神社の所で、おびただしい数のチヌが群れているのを見たことがある)
下針には腹を食い破られたピンギスが掛かっていた。これまでも何度か喰われたらしきピンギスが上がっており、「エソかなんかいますねー」と話てたけど、チヌが食ってたのか~。これまた驚愕。

その後、ガンゾウビラメのわりと大き目な奴が釣れたので、喰っていたのはヒラメかもしれず、真偽は定かでない。アレ、どう見てもガンゾウビラメなんだけど、こいつ頭が右にある・・・新種?

ちょっと違った引きで上がってきたのはホウボウ!
カナガシラは良く釣れるけど、綺麗な胸鰭を広げるホウボウをこの付近で釣るの初めて。

いつもと違う魚が釣れた釣行でした。

17時に納竿。
私が持って帰った魚を、帰宅してから数えると、

キス 58匹
小ダイ 5匹
トラギス 3匹
メゴチ 1匹
ガンゾウビラメ 1匹
ホウボウ 1匹
チヌ 45cm1.43Kg 1匹

シゴが大変でした。カミサンと二人がかりでキスを開き、天ぷらとフライに。
食べきれないのはわかっているので、フライの一部は、パン粉をつけて揚げないまま冷蔵庫へ。
小ダイは吸い物の椀種と煮付け。
ホウボウとヒラメも煮つけ。
チヌは最後にシゴしたけれど、2枚におろしたところで力尽き、塩をして冷蔵庫へ。さばいてみると、脂がのっているような白い綺麗な身で刺身にしたら美味そうでした。でも・・・もういいです。カミさんと交代で晩御飯を食べながら、全部済んだのは日付も変わった1時すぎ。
顔と両腕赤鬼で疲労困憊。

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