宮島 登山の想い出 大聖院ルート(2008.10.04)

----- 2004年の日記(WordPress)から -----

台風による土石流災害で,登山道が流されて3年。
この度,修復が完了した宮島弥山「大聖院ルート」を歩いてきました。

紅葉谷ルート・大元谷ルート,そしてこの大聖院ルートが,
参拝道として,キチンと整備されている谷筋の登山道。

博打尾ルート,四之宮ルート,多宝塔ルートが
尾根筋の踏み分け道的な登山道。

そして,ぐっと迂回したロングトレッキングルートとなる
多々良林道・奥の院ルート。

この大聖院ルートだけ,歩いた事がありませんでした(と思っていました)

大聖院の横を抜け,土石流で削られた跡を改修した渓流脇を登っていきます。

白糸の滝まではすぐでした。

しかし,そこからはえんえんと続く階段の登山道。
でも,紅葉谷・大元谷と違って,明るく展望の良い場所がたくさんあります。

多宝塔ルートや四之宮ルートのように展望がよく,
紅葉谷ルートや大元谷ルートの様に登山道が整備されたルート。
災害で登山道崩壊以前,人気が高かったわけがわかります。

弥山と駒ヶ林のコル(鞍部点)となる仁王門の少し下で,
「あれ,ここ来た事がある」デジャブ??
取水の為のポンプ小屋。見た記憶があります。


2019.10.08撮影

少しづつ思い出しました。
まだ,小学4年か5年位で私が宇部に住んでいた時,
夏休みに遊びに来ていた廿日市の祖母の家。
義理のおばが弥山に連れ行ってくれた・・・その時の事を思い出しました。

血のつながりはなかったけど,このおばは私の事をとてもかわいがってくれて,
私は何でも相談できる人でした。

その時,このコンクリートの小屋の横で「これなあに?」と聞いた。
その時の事を想い出しました。

その時におばが読んだ句

 木洩れ日の 弥山参道 蝉時雨

「こもれびの みせんさんどう せみしぐれ」

おばが亡くなった時の事を想い出しました。

コルにでました。右に行くと,駒ヶ林の登り口をへて大元谷ルート。
まっすぐは奥の院へのルート。
左に行くと,御山神社の入口をへて弥山本堂と弥山山頂。

 

仁王門は修復作業中。基礎工事が進んでいます。
(大聖院の仁王門とは別のモノです。2021.09.15追記)

 

潮の満ち干の岩

 

 

弥山山頂
 

 

同じルートを降って大聖院登山口着です。

 

 

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